独自ドメインを購入しブログサイトを立ち上げGoogleAdsenseから収益を得たいとお考えの香港在住日本人の皆さんへ。
本稿では、Google Adsenseに審査を申し込む際に求められる米国税務情報の入力手順についてご紹介します。
GoogleAdsenseとは何か?香港在住日本人が知っておくべきこと
ワタシは駐在員として赴任する日本人男性の妻をしています。
俗に言う「駐妻」です。
しかし、ワタシはどうも奥様生活をする性分ではありません。
自ら駐妻を名乗るのも気が引けるほどです…笑。
日本を離れて暮らすようになり、我が人生に与えられた時間を無駄なく価値的に使いたいと思いました。
そして、自分でなにか企画してお金を稼ぐことを考えるようになりました。
そんな私は、GoogleAdsenseの存在を知りました。
軍資金なしで収入を得られる仕組みはとても魅力的でした。
そして、広告収入を得るべくオンラインコンテンツをいくつか立ち上げました。
私の運営するオンラインコンテンツは次のとおりです。
ぜひ応援してください!
オンラインコンテンツ① YouTubeチャンネル「香港ぐらっしー」
オンラインコンテンツ② Blog HKGlossy.com
その他諸々展開中。
GoogleAdsenseに登録するために必要な条件と準備するもの
GoogleAdsenseって、誰でもどこでも収益を得ることができて一見簡単そう!
でも実はそうでもありません。
GoogleAdsenseでお金を稼げるようになるまでにはかなり労力を使います。
そしてその前条件として、GoogleAdsenseに申請するには制限が設けられていることを知っておく必要があります。
GoogleAdsenseに申請するための条件とは
これを読んで「あれっ?」と思われたかたはYouTube通!
日本人のなかに、18歳に満たない学生さんが海外に留学しながらYouTube活動をし結構な数の視聴者から支持を得ていたような人もいたはず…と思われた方もいらっしゃるかもしれませんね。
GoogleAdsense申請条件「③18歳以上であること」には回避する抜け穴があります。
それは、保護者の了承を得たうえで、保護者の名前で登録したGoogleアカウントに紐づけて収益を得るというもの。
子息子女を留学させるのに、費用がかかりますから、現実問題としてこういった仕組みは非常に助かるでしょう。
ここで一つ気を付けるべきは、あくまでも未成年者本人の意思によらなければいけないということです。
親が子に強制労働をさせる恐れも出てくることから、Google社はそういった点もしっかりと調査にあたります。
もし強制労働の恐れがあると判断した場合、Google社は関係者に制裁措置を講じます。
Google社は、自社のサプライチェーンやビジネスパートナーに対して、強制労働や人権侵害を容認しないと明示しており、そのためのガイドラインや監査プロセスをしっかり構築しています。
GoogleAdsenseに登録するために必要な準備とは
Google Adsenseに登録するにしても、まずはオンラインコンテンツを用意する必要があります。
GoogleAdsenseで収益を得るって、実はそんなに楽ではないのです。
発信する情報の価値として確かなるものか否か、コンテンツの企画やプランニングに時間と労働を注いでこそ、ようやっと得られるものだということを覚悟して臨む必要があります。
さて、そんなご苦労の下オンラインサイトが無事開設となりましたら、次のものをご用意下さい。
GoogleAdsenseの申請にあたっては次のものが求められます。
オンラインサイトにGoogleAdsenseのコードを貼る
ここで笑い話を一つシェアします。
私は、BlogサイトHKGlossy.comをWordPressで立ち上げました。
あまり日本人に使われていないテーマを利用して開設したため、後に苦しむことになりました。
テーマのデザインが斬新すぎて、GoogleAdsenseのコードを貼るヘッダーの場所が分からず頭を抱えたのです。
元も子もありませんよね笑。
Googleアドセンスヘルプ https://support.google.com/adsense/answer/9274516?sjid=13359320320005215446-AP
「そのheadがどこなのよ?!」
何度もレイアウトの設定タグを巡回(涙)。
イレギュラーな場所に貼るテーマであることを知りそれだけで大変な思いをしました。
GoogleAdsenseに申請する前は、日本でよく出回っているテーマを利用してオンラインサイトを開設することをオススメ致します。
一番大事なのは一日も早くGoogleAdsenseの審査に通過することです。
情報として価値のあるものとGoogleから評価される記事を一記事でも多く投稿することを心掛けましょう。
私は、ここが分かっていなかったので、現在大変苦労しました。
Adsenseの審査に通過するためレイアウトの改善と文章のリライトに疲労困憊の毎日です。
どうぞお気を付け下さい。
米国税務情報の入力手順:W-8BENフォームの記入方法
本稿は、「香港在住日本人がGoogleAdsenseに登録する方法:米国税務情報の入力手順」ですので、香港外にお住まいの方は以上をもって失礼致します。
それでは、W-8BENフォームの記入方法について画像をまじえてご説明致します。
お支払い情報の入力
まずはお支払い情報の記入から。
私のように、個人の趣味からオンラインサイトを開設された方は、「あなたの口座の種類」は「個人」を選択します。
また、香港在住日本人ですから「米国民であるか、米国に居住していますか?」は「いいえ」を選択します。
W-8納税申告用紙タイプを選択
香港在住日本人は、「W-8BEN」を選択します。
W-8納税申告用紙の納税者番号
納税者番号の入力から始まります。
受益者となる個人の名前を入力し、「DBA(ビジネス形態)または事業体」はそのまま、「市民権のある国/地域」は「日本」を選択します。
仮に香港に永住権を有していても、パスポートが日本であれば、この欄は「日本」になります。
また、「納税者番号」の欄には、香港のIDカードのナンバーを入力します。
W-8納税申告用紙の住所
お住まいの国や地域は「香港」、住所建物名や部屋番号と区域は、香港の居所を入力します。
W-8納税申告用紙の租税条約
網掛けつきで「香港と米国は租税条約を締結していません」と記載されています。
ということは香港では租税条約は適用されないということ。
優遇なく課税され、それを納めることになります。
「租税条約下で源泉徴収に適用される軽減税率の請求を行っていますか?」との問いには「いいえ」と答え次に進みます。
W-8納税申告用紙の米国内で行っている活動とサービス
これは、個人によるところになります。
あなたがアメリカでGoogleを対象に活動やサービスを行ったのであれば「はい」を選びます。
私のようになーんもしてないわよという方は「いいえ」を選んでください。
保証条項にチェックを入れ、次へ進みます。
W-8納税申告用紙の米国の税務書類の配布に関する設定(1099K、1099‐MISCなどのフォーム)
これは個人の判断によるところです。
紙で送ってもらわなくてもいいという人は「ペーパーレス」を選択します。
郵送して欲しい人は、「郵送で書類を受け取る」を選びます。
W-8納税申告用紙のW-8納税申告用紙の書類のプレビュー
画像右下(モザイク)にW-8納税申告用紙の書類のプレビューが表示されています。
データで保存したい人は、青文字でPDFのダウンロードリンクが表示されておりますので、そこからアクセスしデータを開きます。
内容を確認したら。誓約項目にチェックをいれ、次へすすみます。
W-8納税申告用紙の表明と署名
誓約項目に目を通し、理解し受け入れた場合はチェック欄に印をつけ、次にすすみます。
W-8納税申告用紙の状況の変更がないことを示す宣誓供述書
上の欄の□欄にチェックを入れます。
グレー線の下にある署名欄に署名をタイピング。
「はい、私は納税者番号欄に記載されている受益者です」にチェックを入れ、次へ。
お客様の税務情報が承認されました
そうすると、上記のような画面が表示されます。
これで税務情報が承認されたことになります。
よかったー、安心。
米国税務情報の入力手順:TIN(納税者番号)の取得方法
TIN(納税者番号)とは、収益を受け取る通貨の国の政府が発行するIDカードの番号になります。
香港在住日本人(IDカード所持者)の皆さんのあっては、収益を香港ドルで受け取り、香港の銀行振込で受け取る場合、それは香港のIDカードの番号となります。
GoogleAdsenseの収益を振り込む銀行口座の手配
私の場合は、これが大変でした。
駐妻は、香港にあっては、夫とのジョイント口座であることが多いです。
香港は、所属のない者、起業して会社を設立していない者、収入のない私のような者にあっては、口座を開設することは難しいのです。
GoogleAdsenseの収益がせっかく発生するようになっても、香港に銀行口座がないのでは意味がありません。
どうやって受け取ろう…?
しばらく頭を抱えてたよ(笑)
自分だけの名義の口座を用意し、そこにお金を入れるようにしたかったからです。
夫とジョイント名義の口座へ振り込んでもらう方法を選ぶなら悩む必要ありませんが…。
ここはどうしても、香港ぐらっしーをがんばってきた証として、自分名義の口座へ振り込みたかったのです。
幸いなことに、香港には私でも開設できる銀行がありました。
Mox by Standard Charteredは私のような者にも口座開設のチャンスをくれた素晴らしい金融機関です。
もし必要な方はチェックしてみてください。
簡単に口座開設完了|Mox by Standard Chartered
あっという間に口座が開設できました。
スマホにAPPをダウンロードし、必要事項を入力しますと、短い時間の審査を挟んで、口座はすぐ開設されます。
必要なものは、香港のIDカードと、日本のマイナンバーカードのみになります。
MOXのメリットはほかにもあって、APPで口座を開設すると、一週間ほどで口座のキャッシュカードが郵送されてきます。
カードのアクティベートはびっくりするほど簡単で、APPを立ち上げたらば、スマホの背中にカードを接触させるだけ。
ほとんど何も入力せずキャッシュカードのアクティベートは完了しました。
その便利さをハビーに説明しましたらば、非常に驚いていました。
そんなに簡単に口座を開設できるの?!
今や駐妻でさえも、自分だけの名義の口座を持てるようになったのです。
引き落とし手数料が無料
銀行のキャッシュディスペンサーを見ると、提携している金融機関やネットワークのロゴが入っていることが多いです。
MOXは、Jetco ATMのマークのあるキャッシュディスペンサーを利用すると引き落とし手数料が無料となります。
香港の金融機関でJetco ATMと提携しているのは次のとおりです。
ほぼ大手銀行はカバーされております。
おわりに
今回は「香港在住日本人がGoogleAdsenseに登録する方法:米国税務情報の入力手順」と題してお届けしました。
最後になりましたが、ワタシはガヤな香港のはじっこの方でハビーと暮らす日本人ミシェリーです。
自分で何かを企画しかたちにすることが大好きで、そんな性分にあってか、YouTubeに香港での海外生活の模様を投稿しております。
本サイトと一緒にお楽しみいただけますと幸いです。