香港で日本食を食べるならここ！おすすめの日本食店【3選】

はじめに

香港は日本からの農水産品輸出量第一位の都市です。
世界で最も日本食が普及している地域のひとつでもあります。
中華料理店に次いで約2500～3000軒もの日本食レストランがあり、その多くは本格的な日本料理を提供しています。
香港の人々は、日本旅行ブームをきっかけに日本食に対する愛情と舌を育んできました。

また、香港は日本から「デイ・ゼロ」で輸送が可能な都市。
新鮮な魚介類や野菜などの日本産食材が豊富に入手できます。

本稿は、香港在住日本人のワタシミシェリーが厳選するおすすめの日本料理店3選をご紹介するものです。

Kappo roann 櫓杏｜おすすめの香港日本食店1

お店の詳細

どんなお店？

Kappo roann 櫓杏は、香港でハイグレードな日本食を提供するお店☝

日常的に使いやすい程よいカジュアルさも備えており、リピータが多いです。
TPOにあわせて席を予約できるのも魅力です。

店内には、個室席、カウンター席、ホール席を用意しております。
少し内輪のお話をしたいときは、事前に「個室」を希望しておくといいですよ。

熊本県の食材を使ったメニューが用意され、日本人が大好きなコンビネーションメニューが多いです。
たとえば、お寿司のにぎり、お刺身、魚の煮つけ、豚の角煮、てんぷら揚げ物等を中心にし、副菜やそばうどんを添えて提供されるスタイル。
ディナータイムは懐石も用意されており、よりラグジュアリー感を得られます。

櫓杏の名に込められた思い

お店は、尖沙咀のど真ん中にあるI-Squareの高層階にあります。
昼も夜も香港の美しい景色を眺めながらお食事を楽しめます。

Kappo roann 櫓杏の店内は、熊本城をイメージした装飾が施されています。
店名の「櫓杏」という言葉も、熊本城にちなんだ言葉をつなぎ合わせたもの。
「櫓」とは熊本城にあるやぐらのこと、「杏」とは熊本城の別名「銀杏城」を指しています。

ワタシはここでランチをするのが大好きです。
香港は席の間取りが狭めな上に騒がしく、落ち着いて食事をするのが難しいことが多いです。
ここは高すぎない価格設定でありながら、香港では珍しくゆったりと食事の時間を楽しめます。

きっとあなたもリピしたくなる素敵なお店です。

京おでん-まさ（Kyoto-ODEN MASA）｜おすすめの香港日本食店2

お店の詳細

どんなお店？

香港も中秋節を過ぎ、「気持ち程度」涼しさを感じることが増えてきました。
涼しくなってくると恋しくなるのが「おでん」！

京おでん-まさ（Kyoto-ODEN MASA）のおでんは、絶品の京出汁が一番の魅力です。
スターターには小鉢をオーダーし、メインディッシュを迎える助走をつけるとよいでしょう。
人気の小鉢メニューは、白子ポン酢、自家製蒲鉾、そして季節の野菜の冷菜。
人気のおでんメニューは、出汁巻き卵、京葱、大根、そして牛筋。

香港人は、スープに強いこだわりをもつ食習慣があります。
そんな香港人の間でも、ここ京おでんまさの出汁は人気を博しております。
おでんのネタには、京出汁がしっかりとしみ込んでおりジューシー。
噛むごとにお口のなかにスープが溢れますよ。

五味鳥居酒屋｜おすすめの香港日本食店3

お店の詳細

どんなお店？

五味鳥居酒屋は、香港在住日本人の多くは一度は訪れたことがあるのではないかという程の有名店です。
とにかく美味しい！めちゃくちゃ完璧！
そんな串モノに恋焦がれるアナタにはオススメのお店です。

焼き鳥は、下準備がとても大変です。
開店するよりずっと早い時間から、スタッフは串に具材を刺す作業をして、開店時間を迎えます。
彼らの下準備の手間がおいしさとなって感じられ、一口噛むごとに魅了されます。
通い詰めるファンが多い名店です。

映画の撮影に使われた聖地

このお店は、金城武さんが主演をつとめた「天使の涙」の撮影にも使われた場所で、聖地巡業と称して足を運ぶ観光客の方もいらっしゃるようです。

マナーを守って

…がここで一つだけご注意を。店内は撮影禁止です。
それを証拠に、ワタシはこのお店の写真を一枚も持っておりません。
サーブされるお料理は、あれも、これも、どれも、画郭におさめれば映えるものばかり。
目を閉じて、想像してください…笑

さいごに

今回は香港で日本食を食べるならここ！と題してブログをお届けしました。

「Kappo roann 櫓杏」「京おでん-まさ（Kyoto-ODEN MASA）」「五味鳥居酒屋」は、どれも美味しくて、香港在住日本人の間だけでなく、日本食通の香港人からも強い支持を受けています。
ぜひ利用なさってみてくださいね。それではまた！