小食(Siu Sik)は香港人のソウルフード!
香港でローカルの食文化に親しむ香港グルメ体験を楽しんでみませんか☝
他にも香港グルメについてご紹介しております。
銀記香港傳統美食尖沙咀分店へ|香港小食のお店

店舗の概要
MAP
Address
1-3 Lock Rd, Tsim Sha Tsui
(尖沙咀のランドマークiSquareの正面を背中にして立ち、右手側建物の地上階に入っています)
Phone
なし
Operation Hour
毎日営業
11am-10pm
ウェブサイト
公式ウェブサイトがないので、香港のグルメサイトOpen Riceのページを貼っておきます。
ここからアクセスを☝
銀記香港傳統美食ってどんなお店?
香港尖沙咀の一等地のロケーション
銀記香港傳統美食尖沙咀分店は、香港尖沙咀一等地に出店しています。

香港通なら誰もが知る重慶大厦を背中に直進したところにあります。

この周辺にある五つ星ホテルペニンシュラ香港、シェラトン香港、RoseWood香港等からも徒歩圏内。
アクセスがよく旅行客には嬉しいロケーションです。
客足が途絶えない人気店

銀記香港傳統美食尖沙咀分店に到着したのは丁度11am頃。
人だかりができてははけますが、またすぐ人だかりに!
場所がよくお店が目立つことから、人が集まりやすいのです。
オープンしたばかりの新しいお店(2024年10月現在)
このお店は最近オープンしたばかりの新しいお店です。
元々龍津風味美食店という別の小食のお店が入っていましたが、久しぶりに行ってみたらお店が変わっていました。
前の店舗も小食屋さんだったこと、ロケーションのよさもあり、オープンしたばかりとは思えない貫録を感じました。
食材の鮮度がいい

銀記香港傳統美食尖沙咀分店は食材の鮮度がとてもよいです。
切断面の角が立っており、出来立てであることが分かります。

下処理がされ揚げる前の豚の大腸や、魚のすり身ボール魚蛋もフレッシュ。
食材にくすみがなく、色鮮やかです。

一番手前のイカ、その横の鶏の腎臓&豚の腸もフレッシュです。
安心して食べていただけることでしょう。

ここではご紹介しきれないほどのメニューがショーケースに鎮座しています。
みているだけでも楽しくなることでしょう。
銀記香港傳統美食尖沙咀分店の小食メニューを徹底解説!
それでは、銀記香港傳統美食尖沙咀ではどんなメニューを提供しているかご紹介しましょう。
メニュ名(説明)値段…の並びで記載します。
全てに換算レートを自動表示するとページの稼働が悪くなるので、1香港ドルのレート表をここに貼付しておきます。
計算の参考になさって下さい。
串焼き

焼串だけでも一枚の写真に収まらないほどの品数!なんです。
これなら毎日通っても飽きませんね!

煮物&揚げ物

香港小食には、煮物&揚げ物もあります。
これも立派な香港式おやつ(小食)☝
日本人からすると、まるでおかずやおつまみの様相に驚くことでしょう。
ワッフル

香港と言えばワッフル!
以前尖沙咀には、香港式ワッフル雞蛋仔の名店「北角鶏蛋仔」の分店がありましたが現在は閉店。
尖沙咀エリアで鶏蛋仔を食べるなら、ここ銀記香港傳統美食尖沙咀分店で食べることをおすすめします。
麺&サンドイッチ&腸粉等

小食のお店は朝から晩まで営業していることが多いです。
周辺で働く人々からは、朝食・昼食・夕食等の需要もあり、麺やパン等しっかりとした食事も提供しています。
ジュース

銀記香港傳統美食尖沙咀分店は、バリエーション豊富なドリンクを用意しております。
次に記載のもの以外にも、市販のソフトドリンクも取り揃えております。
実食!人気メニューを食べてみた|香港小食のお店

本稿を起案するにあたり、実際に銀記香港傳統美食尖沙咀分店に足を運び小食を楽しんできました。
実は最近、広東語を習い始めました。
失敗と経験を繰り返し伝わるようになった片言の広東語を駆使し(笑)店主に話しかけました。
「邊個好(ビーングォッホォ/おすすめどれ)?」
いっぱいあるよ!
…という訳で、店主推しのメニューをご紹介します。
炸大腸(大腸部分を輪切りにし油で揚げたもの)

店主一番のオススメは!炸大腸。
下処理した大腸を串刺しにして揚げたものです。
注文してから揚げてくれます。
食べる前は臭いが心配でした。
これだけ立派な腸だと、それなりに生育した豚のはずだからです。
口にしてびっくりしました。
全然臭くない!
揚げたてなので食感パリッ。
ホルモンが本来もつ弾力のよさも相まって最高に美味しいです。
五香粉をタレに入れており、日本では体験できない風味をお楽しみいただけます。
滷水雞腎(加熱処理した砂肝をマリネソースに漬けこんだもの)

日本でいう砂肝です。
薄めにスライスしており、砂肝が本来もつシャリシャリ感が引き立っています。
臭いがなく、鮮度のいい砂肝であることを感じました。
五香粉を香りづけに使っており、香港ならではな風味。
…だけれども、なんだか妙に懐かしい気分に駆られました。
独身時代、よく焼き鳥屋で砂肝食べたなぁ…
(笑)。
水魷串(湯通ししたイカにスパイシーソースをくゆらせたもの)

ここの串物には何種類かイカがあります。
私はそのうち2種類食べてきました。
まず一つ目は、水魷串です。
湯通ししたイカにスパイシーソースをくゆらせたものです。

上掲写真手前の水に浸かったイカが調理する前の水魷串です。
ただ普通に焼いたイカと違い、水に浸かっていた分歯切れの良さがいいです。
ぶりっぶりな食感をお楽しみいただけます。
串焼魷魚(イカ焼き)

焼きイカではあるのですが、焼いたというより揚げたイカでした。
先の水魷串との違いを知るために注文。
足の吸盤の部分がカリッと仕上がり美味!
ただ、よく焼きしている分硬さが気になりました。
私は水魷串の方が好きでした。
魚蛋(魚のすり身を団子にして揚げたもの)

これなくして香港小食は語れません!
香港人のソウルフード、魚蛋です。
魚蛋は、揚げた魚のすり身団子。
カレーソースで煮込んで提供されます。

まん丸な見た目がとてもかわいいですよね。
外側は程よくパリッ。
中はもっちもち。
食感のコントラストがとてもよいです。
纏ったカレーの風味もいいです。
香港人は日本人に比べると食事をとることをとても大切にしています。
忙しいからといって食事を抜くということがないのです。
移動しながら魚蛋を食べる…香港でよく見かける姿です。
大人は仕事の合間。
子どもは学校が終わった後、習い事が始まるまでの間に。
魚蛋は、香港人の食文化に触れられる象徴的な小食なんですよ。
碗仔翅(春雨ときくらげの入ったふかひれもどきのとろみスープ)

碗仔翅は、貧しかった時代に香港ローカルの胃袋を満たしたスープとして知られます。
とろみをつけることで満足感を得られやすい…そんな配慮がされたもの。
レシピは現代にも継承され、小食屋さんにいくと提供されていることが多いです。

実は、このスープ「ふかひれもどきのスープ」としても知られます。
今も昔も、ふかひれは高級食材。
貧しかった時代は、一部の富裕層にしか口にできなかった代物です。
そんな羨望の思いを庶民派の食材を作りだしたのがこの碗仔翅なのです。
きくらげ、春雨、卵等が主なる食材として使われます。
軟骨を細かく砕いたものや椎茸も入っていたりすることもあります。
いろんなお店で碗仔翅を食べてきましたが、ここのはコクがあって美味でした!
ぜひご賞味下さい。
香港で小食を楽しむためのヒント

人が集まるお店を選ぶべし☝
香港スナック小食のお店は、香港中至るところにあります。
じゃあどこに行ったらいいの?となりますよね。
まず第一に、人が集まるお店を選ぶことが大切になってきます。
利用客が多い分、食材の回転がよく、鮮度のいいものを口にできるからです。
銀記香港傳統美食尖沙咀分店は非常にアクセスのいいロケーションです。
また、待ち合わせスポットとして利用される広場付近にあり、自然と客足が向く導線になっているのです。
いつ行っても鮮度がいいのは嬉しいですよね。
小出しに注文すべし☝
香港スナック小食は、小腹を満たすおやつです。
注文するとき、つい一度に頼んでしまいがちですよね。
ぜひここで、小出しに注文することをおすすめします!
私は、立ち食いをするときは小出しで注文しています。
その方が出来立てを楽しめますし、手が塞がらずに済みます。
店先でスタッフが調理する姿や他のお客さんに目を向け、ゆっくり食す。
香港の臨場感を感じながら、おいしい時間をお楽しみ下さい。
立ち食いすべし☝
香港スナック小食をお楽しみいただく際は、立ち食いすることをおすすめします。
油を使っているものが多く、持ち帰っている間に冷めたりしなびてしまうからです。
小食は街歩きをしながら楽しめるフィンガーフード。
香港の街に身を置いて、香港人が愛するソウルフード小食をお楽しみ下さい。
香港小食を通して香港人の食文化を体験しよう!

いかがでしたか。
今回は「香港グルメ小食ガイド|銀記香港傳統美食尖沙咀分店へ」と題してブログをお届けしました。
香港に観光旅行でいらした際「香港グルメ小食を体験してみたい」と思ったあなた!
本稿で予習すれば、安心してご利用いただけるかと思います。
銀記香港傳統美食は、おいしいメニューを沢山取り揃えております。
決して高価なものではないけれども、香港人の日常生活を支える味であり、彼らが食べて育った味です。
小食を通して香港のフードエクスペリエンスをお楽しみ下さい。
それでは、また!