アジアでの海外旅行の魅力は、仕事で忙しい人でも渡航しやすいこと☝
忙しい方こそ必見!
本稿では、アジアで楽しむ海外旅行のおすすめ都市をご紹介します。
アジアなら負担少なく海外旅行を楽しめる
日本人が忙しく働くのは、世界中で有名な話。
海外の人と日本人の印象について話しをするとき、よく耳にする言葉は「勤勉」なる英単語。
休暇をとるにも、職場の人たちに気を使い、ギリギリまで仕事を頑張る。
帰ってきたら、休んでいた分働く。
これは、日本独特の感性であり、まさに「勤勉」以外の何物でもありません。
こういった環境に身を置くと、海外旅行に行くというのはなかなか難しい話ですよね。
それでも行きたいのが、海外旅行!
…というわけで、本稿では、負担少なく海外旅行を楽しめるおすすめ5都市【2024年版】をアジア縛りでご紹介します。
アジア主要都市に精通する香港在住日本人
香港国際空港は、世界と繋ぐアジア最大のゲートとしての役割を担ってきました。
香港在住日本人のアドバンテージといいましょうか…
アジア圏にある主要都市へ行き来することが多いです。
お仕事で滞在しているうちに、どこが穴場で魅力的なところか自然と精通するようになるんだろうね☝
休暇を過ごしたい!アジアで海外旅行を楽しむならココ
台北(台湾)
羽田からの移動時間 | 4時間弱 |
LCCの就航 | 有 |
直行便OR乗り継ぎ回数 | 直行便 |
どんなところ?
「どこか懐かしい」
旅の始まりから終わりまで、日本人なら誰もがそんな気持ちに駆られる都市。
それが台湾台北です。
戦前、日本が都市開発を行ったことから、街のそこここで日本に因んだものと出会えます。
つまり台湾台北は、日本人旅行者にとって、とても過ごしやすいところなのです。
おいしいものがいっぱい
台湾台北は、世界有数のグルメ都市。
胃袋のスペースが足りないくらい美味しいものと出会うことができます。
シノワズリ雑貨と出会える
シノワズリ―なものがお好きな方には、台湾人の高度なオシャレセンスが加味されたステキな雑貨と出会えますよ。
渡航しやすい
日本からのアクセスのよさも、台北旅行の魅力です。
成田・羽田を含めた日本にある27の国際空港から、桃園国際空港(台北)へ直行便が就航しております。
所要時間は、片道約4時間といったところ。
忙しい仕事の合間をぬって海外旅行を希望される方には台北はピッタリと言えましょう。
台湾台北は、アジアで海外旅行を楽しむおすすめ都市の第一位にあげたい…
個人的にそう思い、一番最初に紹介しました。
クアラルンプール(マレーシア)
羽田からの移動時間 | 8時間弱 |
LCCの就航 | 有 |
直行便OR乗り継ぎ | 直行便 |
どんなところ
クアラルンプールは、東京羽田から片道8時間弱の距離のところ。
台北に比べますと、フライト時間の長さが気になるところではありますが、それにしても、乗り換えなしの直行便が出ており、日本からアクセスのよい都市です。
LCCが就航しており、渡航費用をセーブできることも魅力です。
中東世界の大都会
クアラルンプールと言えば、中東世界の人々が憧れる大都会のようなところ。
富裕層がバカンスを過ごしたり、国に帰ればエリート階層に身を置くことになる子息子女が学位を取得するところでもあります。
イスラム世界は普段は戒律が厳しいことで知られますが、KLはそんな中東社会のセレブ層が息抜きに集まるところです。
例えば、シーシャを吸う人もいますし、深酔いしない程度に飲酒を楽しむ姿もあります。
普段の厳しい戒律から解放された彼らのリラックス感が、外国人である私たち日本人にも心地よさとなって伝わってきます。
イスラミックな雰囲気広がる異世界空間
KLには、イスラミックセレブが好む、とても洗練された空間が広がっており、ワタシたち外国人にあっても、心地のよい滞在を約束してくれます。
日本では感じたことのない、イスラミックの色艶のある雰囲気が流れているのも、クアラルンプールの魅力です。
アジアでの海外旅行にあって異世界を体験したいという方におすすめの都市です。
プーケット(タイ王国)
羽田からの移動時間 | 10時間強(LCC12時間強) |
LCCの就航 | 有 香港エクスプレス(羽田から就航、香港国際空港を経由しプーケット国際空港へ)他 |
直行便OR乗り継ぎ | 乗り継ぎ1回 |
どんなところ
羽田からタイ王国プーケット国際空港へは、残念ながら直行便は就航しておりません。
首都バンコクなら直行便が出ておりますが、プーケットには乗り換えを要します。
それでも推したいのが、プーケット!
それは、プーケットには美しい海があり、海外旅行に期待するリゾート感を味わえる都市だからです。
日本人があまりいない
プーケットは、通年通して夏を感じられる都市。
薄着で過ごせるため、荷物少なく渡航できます。
日本人があまり足を向けないというのもプーケットの特徴です。
「せっかくの休暇、日本語が聞こえないところで過ごしたい…」
そういった方には、ご満足いただけることでしょう。
サービスアパートメントで快適な滞在
プーケットは、ロシアからの観光客が多く、彼らは長期滞在する傾向があることから、外国人に優しいサービスアパートメントが多く建設されております。
経費を抑えつつも、快適な滞在を楽しめます。
グルメ
ご飯が美味しいのもプーケットの大きな魅力です。
何を食べても美味しいというのは、とても魅力的。
食べ物が美味しいだけで、旅行の風向きが良くなるものです(笑)。
マッサージ
タイマッサージの存在も忘れてはなりません。
プーケットで受けるタイマッサージは本格的!
アクロバティックなストレッチ型のマッサージで、身体の深層部にまで働きかけてくれます。
身体の芯からすっきり疲労が抜けることでしょう。
滞在中、毎晩通った!なんて話も香港ではよく耳にする話なんですよ。
注意事項
プーケット滞在時の注意を一つ添えます。
タイ全土で、大麻が合法化されており、街のあちこちにお店が出店しています。
見た目がオシャレなカフェ風なことも多く、気づかない間に入ってしまいそうなほど。
救急で運ばれる外国人が急増したという報道もあります。
我々日本人は、海外どこにいても日本法の規制を受けます。
大麻の使用は違法ですので、絶対利用しないようにお気をつけください。
ボラカイ(フィリピン)
羽田からの移動時間 | 20時間強 (天候の影響を受けやすく、航空券とホテルを別個にとった場合、フライトキャンセルや遅延により損害を受けやすいので気を付けること。フルサービスの航空会社もLCCもどちらで渡航しても20時間強かかる。) |
LCCの就航 | 有 セブパシフィック航空(成田から就航、マニラかセブを経由してイロイロ国際空港へ)他 |
直行便OR乗り継ぎ | 乗り継ぎ1回 |
どんなところ
日本からフィリピンに旅行を検討する場合、セブを候補にあげることが多いかと思います。
私としては、セブの向こう、ボラカイをオススメしたいところです。
ボラカイ島は、海外観光客を誘致するために政府が積極的に整えたリゾート地。
青い海と白い砂浜が、訪問客を迎えてくれます。
ボラカイの美しさは、日中だけではありません。
サンセットタイムの空から水平線にかけてのグラデーションは、一度見たら忘れられない絶景です。
ビーチ沿いでは、夜のバーアクティビティが盛り上がりを見せる時分でもあり、夫婦やカップルが語らうロマンチックな雰囲気に包まれます。
砂浜はパウダーのように柔らかい白砂、海はエメラルド色。
こんなに美しい空間でオフを楽しめるなんて、最高ですよね!
グルメ
お料理は、好みが分かれるかもしれません。
甘じょっぱく、豚の獣臭さに時折襲われることも…それも旅の思い出になりましょう。
観光地ですので、レストランのバリエーションは国際色豊かです。
フィリピン料理に口が合わなくても、イタリアン等多種多様なエスニック料理も出店しておりますので、どうぞご安心ください。
お役立ち情報
お役立ち情報をいくつかシェアします。
もしボラカイでホテルをお探しの場合、高級ホテルに宿泊される方は問題ないでしょうが、安宿やミドルクラスのホテルに宿泊される場合は要注意です。
連泊される場合は、新しいホテルに宿泊されることをおすすめします。
水はけが悪く、砂だまりすることの多いボラカイのホテル。
古いホテルは、衛生環境いいところで育った日本人には疲労感を覚えることが多いです。
また、カティクラン空港からボラカイへはフェリーで移動することになるかと思いますが、天候が悪いなかのフェリーは疲れますので、もしお財布の余裕があるなら、送迎サービスを行っている宿泊施設を利用されるとよいでしょう。
旅慣れていないと、引いてきたキャリーケースを担いでフェリーに乗り込むのは容易ではありません。
また、マリーンシューズを持参されることをお勧めします。
先にも記しました通り、ボラカイは水はけが悪い上に、砂だまりしていることが多いです。
足が濡れてしまう上に、怪我をしやすいので、サンダルよりは、マリーンシューズで過ごす方が安全で楽だと個人的には感じました。
シェムリアップ(カンボジア)
羽田からの移動時間 | 10時間強(LCCも同じ) |
LCCの就航 | 有 ベトジェットエア(成田から就航、ハノイ経由でシェムリアップ・アンコール国際空港へ)他 |
直行便OR乗り継ぎ | 乗り継ぎ1回 |
どんなところ
人生一度は足を運んでみたい!
それがアンコールワットのあるカンボジアはシェムリアップ。
滞在中の観光ルートは、ほぼ遺跡巡りといっても過言ではない、歴史をどっぷり堪能したい人にはおすすめの都市です。
シェムリアップへの渡航は、フライトチケットが少し高めなのが気になるところではあります。
もし、お時間を確保できるなら、乗り継ぎ後LCCに切り替え、予算を抑えることもできます。
映えるブティックホテルがいっぱい
ホテルは、オシャレなブティックホテルが立ち並び、日の高い日中は、ホテルのプールでChillaxな時間の過ごすのもよいでしょう。
カンボジアの食事は、見た目はタイ料理ですが、味付けはタイのものとは大きく異なり、日本人からすると物足りなさを感じることも多いです。
食事の提供がしっかり備わっているホテルを利用することをおすすめします。
グルメ
食事がイマイチだったことが、一番の心残りです。
安旅を期待していく方は、日本から食材をもっていった方がいいかもしれません。
シェムリアップで食事をするときは、何を食べても口に合わなかったので、我が家の場合は、五つ星ホテルのカフェやレストランを利用することが多かったです。
マスクと日よけとお水を忘れずに
カンボジアシェムリアップは、道が舗装されていないところがほとんどです。
移動にトライシクルを利用するたび、口のなかが埃っぽくなるのを覚えます。
衛生的に気になる方は、サングラスやマスクを利用されるとよいでしょう。
また、日差しがとても強いので、遺跡巡りの際は、お水のボトルと日よけアイテムをお忘れなく。
パブストリート
シェムリアップの繁華街は、パブストリートと呼ばれる通りです。
日の高い日中は当然ながら客足少なし(笑)。
ただし、ビールをタダみたいに安く飲めます。
賑わいを楽しみたい方は、ぜひ夜訪ねてみてください。
こんなに人がいたのか!というほど、人で溢れかえります。
ただ、あまり美味しいものと出会えるところではなく、あくまでも、日中の疲れを癒しに冷たいものを飲みにいく…そんな程度でご利用いただく方がいいかと思います。
マッサージ
パブストリートの飲食店の狭間には、マッサージ屋さんもあります。
利用しやすい価格設定になっております。
お役立ち情報
シェムリアップ滞在のお役立ち情報として、2つほど記載しておきます。
一つ目は、支払い通貨についてです。
利用可能な通貨は現地通貨リエルと米ドル。
カンボジアにリピートしない限りは、米ドルを手元に多く残すように使うことをおすすめします。
ちなみに、米ドルで支払うと、おつりはリエルで渡されます。
よって、極力クレジットカード決済か、なにか普段使う電子決済を利用するとよいでしょう。
残念ながら、世界的にみて、リエルは通貨としての価値は低く、多く残すと無駄になってしまいます。
2つ目は体調管理に気を付ける、ということです。
カンボジアシェムリアップに渡航する方の多くの目的は、アンコール遺跡群の見学になるかと思います。
これがなかなか体力を使うのです。
早朝、日が昇らぬうちにホテルを出発し、遺跡の広場で朝日が昇るのを待ちます。
観光ツアーは、日が真上に上る12時頃を終了の目途としているものが多いですが、12時に至らずとも、午前中でもかなり高温となっており、暑さと土煙で、疲労を感じやすい環境です。
前の晩、深酒した…睡眠不足だった…。
そんな方には、なかなかシビアなツアー内容となっております。
ぜひ、滞在中、特にアンコール見学前は、体調管理を意識して臨むことをおすすめします。
次の連休はアジアで海外旅行を楽しんで
いかがでしたか。
今回は、香港駐在員に帯同する日本人妻の私ミシェリーが、アジアで海外旅行を楽しむのにおすすめの5都市をご紹介しました。
- オススメ1台北(台湾)
- オススメ2クアラルンプール(マレーシア)
- オススメ3プーケット(タイ王国)
- オススメ4ボラカイ(フィリピン)
- オススメ5シェムリアップ(カンボジア)
仕事で忙しい毎日を過ごす者にとって、時間とお金をつかって海外旅行にいくというのは、楽しみではありますが、負担もあるものです。
それでも海外旅行に行きたい!そんな皆さんの旅の参考となりますように!