【中国深センマンションレポート】ロフトとテラス付きのピカピカ物件で驚いた話

驚き!香港のお隣、深センのマンションはロフトとテラス付きでピカピカ物件だったのアイキャッチ SHENZHEN

香港の隣接都市深センのマンションについてご紹介します。
中国深センでは、香港の駐車場より安い賃料で、ロフトとテラスの付いたピカピカな物件を借りることができてしまうんです!
本稿では、中国深センマンションの魅力と香港間との住環境の格差を話題にお届けします。

深センてどんなところ?

まずは深センがどんなところか触れたいと思います。
深センは、中国のシリコンバレーとして知られる都市です。
居民の人口の大半は若年層が多く、平均年齢はなんと32歳と言われております。

深センは、若者に人気のハイテック都市
私たち日本人も一度は耳にしたことのある中国の大手企業「ファーウェイ」や「テンセント」の本社もあります。
北京、上海、そして香港といった世界ランキング上位の学校を卒業した若者のなかには、中国の理想的都会として開発された深センに移り住み、ある者は起業をし、またある者は大手企業に就職をしたりと、チャイナドリームを夢見る者も少なくありません。

深センってこんなところ
  • 平均年齢32歳!若年層居住都市
  • ハイテック都市
  • 優秀な人材が集まる

深センのマンション|月額たった4800人民元でロフト物件に住める!

香港居民も羨む!深センのマンションの魅力とは

4800人民元は約5000香港ドルといったところ(香港に住まう感覚で5万円)。
残念ながら、香港では駐車場さえも借りることのできない金額です。
それが、深センでは、ロフトとテラスの付いたピカピカなマンションを借りられる
香港居民としては羨ましい話なわけです。

香港では、若年層及び単身者が一人暮らしをするのは稀なこと。
賃貸の場合は家賃が高すぎて、毎月の収入では賄えないのです。
親に家を用意してもうか、よっぽどの収入があるか…そういう場合だけ許される話です。
香港から深センへ数分徒歩で越境しただけで住環境ががらりと変わるのです。

今回ご紹介する物件は、深セン在住の独身男性が一人で住む物件
香港に住む若者にとっては羨ましいくらい素敵な物件となっております。

香港居民も羨む!深センのマンションの魅力
  • 一人で家賃を賄える安さ
  • 香港の駐車場以下の賃料で借りられる
  • スタイリッシュ&おしゃれなレイアウト

玄関|深センのマンション

玄関に入ると、段差こそありませんが靴をぬぐスペースがあります。
右手側にはロフトにつながる階段、直進するとリビングとテラスへと続きます。

驚き!香港のお隣、深センのマンションはロフトとテラス付きでピカピカ物件だったに掲載の玄関のイラスト. 出典私ミシェリー@HKGlossy.comによるペイント

リビング|深センのマンション

私は独身時代を東京で過ごしておりましたが、東京の単身者用マンションよりも広々としており、なんと、リビングのカーテンの向こうには、更に空間があり、その先にようやっとテラスがあるのです。
真ん中のカーテンを外せば、結構な広さ。
しかも、ロフト式になっているので、天井が高い
香港は天井が低いです。
目の錯覚で広く見せるように、色をわざと変えて壁を塗ってるほどのがっかり物件なことが多いです。

驚き!香港のお隣、深センのマンションはロフトとテラス付きでピカピカ物件だったに掲載のリビングのイラスト. 出典私ミシェリー@HKGlossy.comによるペイント

キッチン|深センのマンション

リビング内に隣接して設けられているキッチンはこんな感じです。
正直に言います。
我が家が香港で借りる世帯用マンションのキッチンより広いです。
私はこのイラストを描いていて泣けました。
シンクのサイズさえ負けている(笑)。

こんなに広いキッチンがあったらアレもコレも作りたくなる!

…と空想が膨らむわけです。

驚き!香港のお隣、深センのマンションはロフトとテラス付きでピカピカ物件だったに掲載のキッチンのイラスト. 出典私ミシェリー@HKGlossy.comによるペイント

テラス|深センのマンション

なんとまぁ広々としたテラスが!
テラスの向こうには開放的な深センの風景が広がっています(何もまだ建っていない)。
そうだなぁ、こんな空間があったら、私なら、テーブルとイスを置いて、朝コーヒーを飲むなぁ…。
ちなみにこちらのお宅の方は、テラスに洗濯物を干しておりますが、香港では室内干しが主流です。
香港では、テラス付マンションはない場合が多いです。
ついていても、ほんのちょっと気持ち程度の広さで、「いらんやろ!」と突っ込みたくなるものです。

驚き!香港のお隣、深センのマンションはロフトとテラス付きでピカピカ物件だったに掲載のテラスのイラスト. 出典私ミシェリー@HKGlossy.comによるペイント

天井が高い|深センのマンション

玄関上には、ロフトスペースが広がっています。
このおかげで、天井が高くデザインされております。
私は今、香港の自分の部屋の天井を見上げながら執筆しておりますが、低い天井に圧迫感を感じます。
とてもうらやましいです。

驚き!香港のお隣、深センのマンションはロフトとテラス付きでピカピカ物件だったに掲載のリビングから玄関側を眺めたイラスト. 出典私ミシェリー@HKGlossy.comによるペイント

シャワールーム|深センのマンション

シャワールームとトイレがそれぞれ別になっています。
これは、中華圏にあっては珍しいレイアウト
海外のカルチャーを見聞きした富裕層に好まれる、バストイレセパレート型です。
香港では、バストイレが仕切られていないことの方が多いです。
これは、香港居民の多くがうらやましがるはず!
しかも扉は、デッドスペースを作らないように、引き戸になっております。
よく計算されております。
水回りがキレイなだけで心が豊かに暮らせますよね!

驚き!香港のお隣、深センのマンションはロフトとテラス付きでピカピカ物件だったに掲載のシャワールームのイラスト. 出典私ミシェリー@HKGlossy.comによるペイント

ロフト|深センのマンション

この物件が一人暮らし用物件だなんて、香港の人がみたら驚くのではないでしょうか。
二階のロフト空間は、香港では一世帯の家族が納まれるほどのゆったりスペースとなっております。
香港の人は、ただでさえ小さな一部屋を、例えば子どもが二人いた場合、IKEAの家具等で上手に仕切って二人部屋にカスタマイズします。
ベッドと学習机がセットになって二階建に仕切れる商品があり、それをまるでブロックのように部屋目いっぱいに埋め込み空間を分けます。
このロフト空間の一室を見ただけでも、香港のお子様はとびあがって大喜びすることは間違いないでしょう!

驚き!香港のお隣、深センのマンションはロフトとテラス付きでピカピカ物件だったに掲載のロフトのイラスト. 出典私ミシェリー@HKGlossy.comによるペイント

驚いた!香港と深センの住環境格差

先にも申し上げましたとおり、この深センのマンションは一カ月4800人民元(約5000香港ドル)なのですが、香港では5000香港ドルでは駐車場だって借りるのは難しい金額。
それが、深センではこんなにピカピカで、ロフトとテラスがついているマンションに住めるとなると、香港に住まう者にとっては非常に羨ましい話です。

香港のテレビドラマをみると、家族が登場することが多いです。
日本では…?少ないですよね。
それは、独身者が自らの収入で家を借りて独立できますし、若者だけでいられる空間を確保できるので、家族抜きの場面を描いても不自然ではないからです。
一方香港では、まず家族で同居していることが常であり、たとえ独身であっても家族が身近にいることは至極当然のことで、ドラマに家族が登場しないというのは不自然に映ります。

中国深センを舞台にしたトレンドドラマを観ても、家族が登場する場面は少ないです。
深センは、上海・北京といった大都会で高等教育を受けたエリートが成功を夢見て集う都市であり、現に、若者世代が洗練されたマンションで一人暮らしをして生計を維持することが可能なところ。

香港と深セン、境界線を挟んで住環境がこんなに違うなんて驚いちゃったよ!

さいごに

いかがでしたか。

今回は「【中国深センマンションレポート】ロフトとテラス付きのピカピカ物件で驚いた話」と題してブログをお届けしました。
香港居民として、香港と深センの住環境格差に圧倒されるとおもに、この驚きを読者の皆さんに伝えたいと思いブログにまとめてみました。
本稿が、香港・深センを抱える粤港澳大湾区エリアでの物件情報にご興味のある方の参考となりますように。

それでは、また!

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